近況報告


2017.9.13 『鈴木商店の経営破綻』を日本経済評論社から出版していただきました。
2017.10.19 『異端の試み』を日本経済評論社から出版していただきました。
2017.10.28 若い友人たちが『鈴木商店の経営破綻』の合評会を開いてくれました。
2017.11.. 企業フィランソロピー大賞の審査のために企業の訪問ヒアリングを続けています。年内には今年の大賞と特別賞が決まる予定。
2017.12.18 福山大学張楓さんの招きで福山を訪れ、市民向けの研究会(備前経済研究会)において、「経済成長論の限界:日本の経験から考える」というタイトルでお話しをする機会を得ました。
2018.1.11 広島生活協同組合連合会の「2018年新春のつどい」で、「共生社会をめざす−−歴史的な視点で見た日本経済の問題点から」というタイトルでお話しをする機会を得ました。
2018.1.27 台北市にある陽明大学で、東アジアにおける高成長経済の比較研究についての研究会が開かれ、26-29日渡台して参加しました。
2018.2.28 大原社会問題研究所の研究員総会で「経済史と資料」と題する記念講演をしました。
2018.4.28 立教大学で開かれた「在外日本企業史料研究会」に出席し、出雲勇一郎さんの「横浜正金銀行シアトル支店における信用調査業務」と、大石直樹さんの「戦前期総合商社の組織研究とその射程」という報告を聞き、討論に参加しました。出雲さんの研究は、横浜正金銀行資料を活用した研究として、これからが期待できる報告です。ようやく資料の利用が始まり、とても喜んでいます。
2018.5.15 青山学院大学で開かれた韓載香さんの『パチンコ産業史―周縁経済から巨大市場へ―』名古屋大学出版会、2018年の合評会に参加しました。産業と企業との関係などいろいろと考えさせられるよい機会になりました。
2018.7.10 経団連会館で開催された産業経理協会主催の「経理部長会」で「日本経済はどこへ向かうべきか−歴史研究から見えること」というタイトルで講演をする機会をいただきました。
2018.7.28 朝日新聞の朝刊に、耕論「朝鮮戦争と戦後日本」という特集が組まれ、インタビュー記事が掲載されました。<「軽武装・経済重視」明確に>というタイトルがつけられています。
2018.8.9 たばこ総合研究センター(TASC)の研究助成に基づく研究成果の報告会に出席して、報告のコメント役を果たしました。この研究助成の申請に対する審査を担当している関係での仕事ですが、民俗学、文化人類学、社会学、歴史学、考古学、社会心理学など多彩な分野における嗜好品に関する研究報告なので、興味深いものですが、一方で、それぞれの研究分野の成果が隣接分野での研究状況を考慮せずに行われている報告例もあり、学際的な研究交流の必要性を痛感しました。それぞれのお城の中で天狗にならないことを自戒をこめてこれからの自分の研究に心がけたいと思います。
2018.9- 2月28日の大原社研での講演の記録が、『大原社会問題研究』719ー720号に「経済史研究と資料」というタイトルで掲載されました。
2018.9.25 井奥成彦・谷本雅之編『豪農たちの近世・近代』が刊行されました。第10章に執筆論文「明治後半期の南山城経済の停滞」が収録されています。


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